【おさらい】よもぎ蒸しの定義
まずよもぎ蒸しについて軽く説明すると蒸したよもぎから出る上記で身体を蒸す民間療法の一種となります。
元々約600年前から韓国にした古い民間療法で、日本では「よもぎ」をケガの治療や下痢止めとして使用していましたが、韓国では蒸してその蒸気を身体に浴びさせることで健康を改善する、という方法で使っていたそうです。
要はよもぎの良い成分をサウナのようにして身体に浴びせて効果を得よう、としたんですね。
実際はよもぎを煮た鍋を椅子の下において、その上にマントを着た上で座って蒸気を浴びる、という方法になります。
よもぎ蒸しはサロンでも自宅でやるのも基本的には変わりがない
前述の説明の通り、よもぎ蒸しは乾燥よもぎをコンロで蒸発させ、上記をマント内に滞留させてサウナのようにする、というものです。
そして設備的には
・電気コンロと鍋
・蒸気を通せる穴の空いた椅子
・乾燥よもぎ
・マント
さえあればよく、実は自宅でも同じ効果を得ることが可能です。サウナと違って工事しなければ専用の設備を用意できない、ものでなく移動も可能なダンボール1つで収まるようなサイズの機材です。
なので自宅でよもぎ蒸しを体験することは可能で、サロンと基本的に差はないのです。
ただし、サロンと同じ効果を得るにはいくつか条件が必要となります。
よもぎを十分に蒸発させられるコンロ
市販の自宅でできるよもぎ蒸しキットを購入すると、「マント内が思ったより熱くならずサロンのような効果が得られない」という声を聴くことがあります。
これは電気コンロや鍋、椅子がよもぎ蒸し専用になっておらず蒸気をうまく出せない、マント内うまく滞留できていないのが原因です。
安いよもぎ蒸し自宅キットは「それなり」の性能で、確かによもぎを加熱することはできるけど十分に熱せられないものもあります。
サロンではよもぎ蒸しに特化した専用機器を使っているので高い効果が得られるのです。
使っている乾燥よもぎの質が良い、バリエーションがある
自宅でよもぎ蒸しをする場合、自宅キットに付いてきた乾燥よもぎ、もしくはネットで探して購入したよもぎを使うことになります。
これでもよもぎ蒸し自体は体験できますがサロンと同じ効果を得ることは難しいです。
というのは「乾燥よもぎ」1つとっても数多くの種類があり、またよもぎ以外にも薬草を何十種類もブレンドして使っているサロンが多いからです。よくあるのはよもぎだけでなく、漢方やハーブも入れているパターンです。
使うよもぎも国産を使っていたり、10種類のブレンドものを使ったり、また水も水道水でなく浄水器でろ過した水を使ったりパッと見では分かりにくいですが、成分にこだわっているサロンもあります。
こういった点が効果に差を出しているのです。
自宅のよもぎ蒸しでサロンと同じ効果を出すことは可能か?
「自宅でやるよもぎ蒸しはサロンのものと比べて効果が劣るのか?」
と言われるとそうではありません。
・サロンと同レベルの機材(電気コンロや椅子)
・よもぎ蒸しにあった高品質の乾燥よもぎブレンド
を使うことができればサロンと同じ効果を得ることができるのです。前述のサロンと同じレベルの機材ですが、実はサロンで使われるよもぎ蒸しセットを一般用販売している会社もあります。
値段は約12万と値段はしますが、そちらを使えば同じ火力を得ることができます。
また乾燥よもぎも同様で、サロンで販売している乾燥よもぎを一般向けに売っている会社もあり、そちらで買うかネットでよもぎや薬草について調べて自分でブレンドする、という手もあります。
サロンのよもぎ蒸しは1回3000円~4000円のところが多く、機材やよもぎ、マントを用意してくれるので準備や後片付けが必要なく手軽、というメリットがあります。
一方自宅でのよもぎ蒸しは最初によもぎ蒸しセットを用意して、準備や後片付けも自分でやる必要があります。ただ長く継続するのであれば自宅でやったほうが安上がりですし、通う手間も必要ありません。
よもぎ蒸しはホットヨガやトレーニングジムほどメジャーではないので専用サロンがあまりない、というデメリットがあります。
なので自宅でよもぎ蒸しをやるというのも全然ありだと思います。