「よもぎ蒸しは身体にいいって聞くけどそもそも何?」
「具体的にどうやってやるの?」
「どんなメリットや効果があるの?」
よもぎ蒸しは身体にいいと聞く、でもどんなものか分かりにくいですよね。
実際、よもぎ蒸しをすることで身体のメンテナンスをすることができ、血行が良くなる効果があります。
今回そんなよもぎ蒸しとは何か、よもぎ蒸しのやり方。メリット、デメリットを解説します。
よもぎ蒸しとは?蒸したよもぎのスチームで身体を蒸す民間療法の一種
よもぎ蒸しは、韓国で約600年前から存在していた古い民間療法です。日本では「よもぎ」をケガの治療や下痢止めとして使用していましたが、韓国では蒸してその蒸気を身体に浴びさせることで健康を改善する、という方法で使っていたそうです。
具体的には「沸騰したお湯に乾燥よもぎを入れ、出た蒸気で身体を覆うサウナ」となります。要は普通のサウナが水でやるのに対して、よもぎ成分を含む蒸気でより血行や新陳代謝をよくしてしまおう、というものなんです。
さらにサウナと違う部分として
「よもぎ蒸しは専用の椅子を用意してその下に煮鍋を置きマントを羽織って蒸気を滞留させる」
という特徴があります。サウナだと専用のサウナ部屋が必要で部屋全体を暑くさせる必要があります。よもぎ蒸しは身体を覆うマントの中だけに蒸気を滞留させるので狭い部屋でも体験が可能となっています。
なので一般的な美容、健康サロンでもよもぎ蒸しを体験できたり、よもぎ蒸しキットを購入すれば自宅でも毎日できるのが特徴です。
よもぎ蒸しの効果効能やメリットについて
本場韓国ではよもぎの蒸気をデリケートゾーンや肛門にあて、内部に取りれることで産後の子宮ケアや血流回復に利用することが多いです。
サウナはただの水蒸気なので血行をよくするぐらいですが、よもぎ蒸しはよもぎ内の成分がより効果的に身体に働きます。
・新陳代謝アップ
・免疫力向上
・冷え性の改善
・肩こりや疲れの解消
・便秘の解消
・肌荒れ改善
・子宮ケア
蒸気による体温上昇+よもぎ成分のリラックス効果で身体のメンテナンスをするのが主な期待する効果効能です。
またよもぎ蒸しは専用キットがあれば簡単に体験できるので毎日続けやすい、自宅でもできるのがメリットです。
よもぎ蒸しのデメリットについて
そんな身体によいよもぎ蒸しですがいくつかデメリットもあります。
1つは体験できる場所が少ないこと。サウナであれば銭湯やサウナ専用のサービスがどの街にもあることが多いですが、よもぎ蒸し専門サロンは割りと少なめです。
2つ目はよもぎアレルギーの人はできないこと。よもぎはキク科なので身体が過剰に反応してしまうなら避けたほうがよいです。
よもぎ蒸しを体験する方法
よもぎ蒸し専門サロンもありますが、一般的な美容サロン、マッサージ屋や鍼灸、整骨院のオプションとしておいてあるところもあります。
1回あたり30~50分前後で、2500~4000円前後の料金設定が多いです。
自宅でできるよもぎ蒸しキットだと安いもので3万前後、高いものだと10万前後となります。
1回体験するだけならよもぎ蒸しサロンが手軽で楽ですね。長く続けたい、自宅で体験したいのであればよもぎ蒸しキットを購入するのがおすすめです。
1回購入すればあとは乾燥よもぎだけ購入すればよいので、最終的には安くすみます。サロンに10回通えばだいたい3万なので継続するならよもぎ蒸し体験キットもありです。